阪神梅田本店は先月30日に保健所から「クラスター」と認定されている。4日も新たに13人の感染が確認され128人となった。同店は地下1階から地上8階まで9フロアあり、感染者は地下1階86人、1階26人と両フロアに集中している。
昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)が言う。
「感染者数は地下1階が圧倒的に多い。地下は換気が十分ではないことがあり、エアロゾル感染が起きた可能性があります。もし、阪神百貨店のクラスターが、デルタ株(インド株)だとすれば、それも感染拡大の一因でしょう。デルタ株のウイルス排出量はかなり多い上に、ウイルス自体が細胞に侵入しやすい特徴を持つ。感染力はかなり強力です」
デルタ株の空気感染(エアロゾル感染)は厄介だ。中国の研究グループがデルタ株感染者のウイルス量を調べたところ、従来株の約1000倍だったという。デルタ株感染者がフロアに1人でもいれば、エアロゾルに乗ったウイルスがたちまち広がるのもうなずける。エアロゾルは最大3時間程度、感染力を維持しながら空中を浮遊する。
また、デルタ株は、ワクチン接種完了者も感染し、他人に感染させることも分かっている。河野ワクチン担当相も「デルタ株の感染拡大をワクチンだけでどうにかするというのはなかなか難しい」と漏らしている。
「デルタ株は従来の常識が通用しないことがあります。消毒や換気など感染対策もこれまでよりも強化する必要があります」(二木芳人氏)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f184a37ca1d52e626a726bd1f44383629b66851
引用元: ・https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1628214880/
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Source: 資格ちゃんねる