◆ドコモショップでのサポート不可、既存プランとは全く異なる
では、ahamoのデメリットはどこにあるのでしょうか。最大のデメリットといえるのは、基本的にドコモショップでのサポートが受けられないことです。
メリットの4つ目で触れた通り、ahamoは契約やサポートを全てオンライン化しているのが大きな特徴なのですが、それは携帯電話料金が高くなる大きな要因の1となっている、ドコモショップの運営にかかるコストを削って低価格を実現するためでもあります。それゆえスマートフォン初心者や、店頭での手厚いサポートを求める人には向いていないプランでもあるのです。
2つ目のデメリットは、「@docomo.ne.jp」のいわゆるキャリアメールのサービスが提供されないことです。既にGmailなどを使っていたり、コミュニケーションはLINEやSNSでこなしている人には関係ないかもしれませんが、現在も年配層を中心に、キャリアメールがコミュニケーションの中心という人も少なからずいるので、そうした人にもahamoは不向きだといえます。
3つ目は、やはりコストの兼ね合いもあってahamo契約者が購入できるスマートフォンは、他のNTTドコモの料金プランとは異なる可能性があること。執筆時点ではどのようなスマートフォンを扱うのか明らかにされていませんが、欲しい端末がない場合はSIMフリー端末を自身で購入し、SIMを挿入して回線が使えるよう設定するなどの作業を全て自分でする必要があるでしょう。
そして4つ目は、従来のNTTドコモの料金プランで受けられた特典や割引の対象にならないなど、明らかに違う点が多いことです。
例えば従来の料金プランからahamoに変更するとNTTドコモの契約利用期間がリセットされてしまうため、仮にahamoから従来プランに戻したとしても、契約年数が「dポイント」の会員プログラム「dポイントクラブ」のステージ判定に影響する「ずっとドコモ特典」はリセットされてしまいます。
また、家族間の通話が無料になる「ファミリー割引」のグループ人数にも、ahamoユーザーはカウントされなくなってしまいます。ファミリー割引は「ギガホ」「ギガライト」などに適用される「みんなドコモ割」の基準にもなっているので、家族の誰かがahamoに移ると、他の家族の料金が上がってしまう可能性が出てくる訳です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/da11ff09e8720440fca297ef00e4b3cedfa6097d
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Source: マネーニュース2ch